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Q世界大戦期、戦後日本も含めた世界の動向を研究できますか?
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質問
世界大戦時や戦後の日本も含めた世界の動向について広く研究することはできますか?
回答
ご返事が遅くなり申し訳ありません。
現在、当史学科では、アジア・日本史系に長田彰文教授、笹川裕史教授、ヨーロッパ・アメリカ史系に井上茂子教授がおり、近現代史の研究・教育に従事しています。
長田教授は、戦前・戦中期を対象に、中国・朝鮮半島・日本・アメリカをめぐる国際政治史を研究しています。
笹川教授は、民国〜戦中期の中国社会史が専門で、近年は政治体制と中国社会との関係について論及しています。
井上教授は、ナチス期のドイツ近現代政治史が専門で、ナチスの諸政策やホロコーストの問題、現代ドイツの歴史認識などを研究しています。
ほかにも、総合グローバル学部や外国語学部などで、近現代史を扱う授業はさまざまに開講されています。
これらの教員に指導を受けつつ、他学部他学科の授業も参照し、希望の研究テーマを深めてゆくことは可能です。
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Q第二次大戦下のイギリスについて学べますか?
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質問
主に第二次世界大戦下のイギリスについて学ぶことは可能ですか?
回答
お問い合わせありがとうございました。
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Q東欧の戦史について深く学べますか?
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質問
現在貴校を第一志望としている者です。東欧の戦史について深く学ぶことは可能でしょうか?
回答
お問い合わせありがとうございました。
大学は教師のしゃべることを学ぶのでなく、自分で研究していくところなので、どこに所属しても、自分で東欧史を研究しようとすれば、できます。
史学科の教員は、近世史がフランス史、近現代史がドイツ史を中心に研究している教員なので、その先生方のもとで、自分の研究を進め、アドヴァイスしてもらうことはできますが、東欧史を中心とした講義があるわけではありません。
自分で研究するにしても、東欧の専門家がいるかどうかで、十分なアドヴァイスがもらえるかは、変わってきます。
「東欧」がロシアを含むヨーロッパの東側(スラブ系民族が多く住む地域)を指しているのならば、上智では、史学科よりも外国語学部ロシア語学科の方が、ロシア語をみっちり鍛えられますし、総合グローバル学部の国際関係論の先生方の下での方が、国際関係としての戦争が詳しく研究できるかもしれません。
それから、独露間の地域(ポーランド、チェコ、旧ユーゴスラヴィア、ブルカリア、ルーマニア、ハンガリー、バルト諸国、フィンランドなど)は、それぞれ言葉が違い、外語大以外の一般大学では、その言葉を教えていません。
東欧史は語学を習得するうえで難しさがあります。
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Q日本や西洋の馬の文化を研究できますか?
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質問
日本や西洋の伝統馬事芸能や馬事文化について研究することは可能ですか?
回答
なかなか、馬に関する伝統文化を専門的に研究できる大学は、多くはないだろうと思います。
分野としていうならば文化史、とくに芸能史や民俗学ということになるので、それらがしっかり勉強できるところといえば、首都圏では國學院大學、成城大学、筑波大学などでしょう。
選択肢のひとつとして検討してみてください。上智の史学科では、日本史に、動物の歴史や動物に関する民俗を研究テーマとしている教員が複数おり、これまで、馬を用いた神事や馬に対するメンタリティ、武力と馬との関係などについて、卒業論文が執筆されています。
よって、卒業論文のテーマとして指導してゆくことは可能です。
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Q近代ドイツの外交史を研究できますか?
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質問
上智大学文学部史学科では近代ドイツの外交史を主に研究していくことは可能でしょうか?
回答
お問い合わせメールありがとうございました。
答はイエスです。近現代ドイツ史が専門の教員が史学科にいますし、上智大学には文学部ドイツ文学科や外国語学部ドイツ語学科があり、そこにドイツの政治や文化に造詣が深い教員が複数いますから、研究に必要な基礎知識や方法論についてのアドヴァイスが得られるでしょう。
一言追加説明しておきます。大学での勉強というのは、高校までのように教員が教える内容を理解して覚えていくのが主ではなく、自分で追求したい問題を見つけて、自分でそれについて調査・分析し、ときどき教員や先輩や仲間にアドヴァイスを受けて、研究を完成していくことです。つまり、自分で研究を進めていく態度が基本です。自分が何をしたいのかをじっくり考え、どこで何ができるのかを調べて、志望校や志望学科を選んでください。
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Q北欧諸国の歴史、文化を深く学べますか?
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質問
上智史学科の受験を考えている高校1年の者です。そちらでは北欧諸国の歴史、文化について深く学ぶことは出来ますか?
回答
史学科の専任スタッフの中には、北欧諸国をフィールドに研究をおこなっている教員はいませんが、この地域を対象として卒業論文を作成することは可能ですし、これまでもそうした卒業生は複数います。「北欧諸国」といってもどの地域を対象とするのか(実は、これも地域によっては史資料が限られる場合があります)またどの時代に関心があるのか、ということも、所属するゼミや卒業論文の主題を選択するときに重要となるでしょう。たとえば、中世の北欧におけるキリスト教化と社会変化をテーマに選ぶのであれば、西洋中世史のゼミ、グスタフ・アドルフに代表される「バルト海帝国」としてのスウェーデンを学びたければ西洋近世史のゼミ、あるいは福祉国家としてのスウェーデンやノルウェーの外交、ノーベル賞の成立過程などといったテーマであれば、西洋近現代史ゼミに所属することになるでしょう。
各ゼミ担当教員の専攻地域は北欧とは異なりますが、文献の収集方法や卒業論文の論理的枠組みなどについては十分指導を受けることができます。その意味では、「深く学ぶ」ことができると思います。
まずは、関連する研究書を読んで、興味ある地域や時代を明確にしてみましょう。
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Q東南アジア史について学べますか?
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質問
東南アジア史について学べますか?
回答
現在、本史学科に、東南アジア史が専門の教員はおりません。
もちろん、学生が東南アジア史で卒業論文を書きたいという場合には、他学部他学科との連携を図り、対応してゆくことはできます。
しかし、より専門的な指導を受けたい場合には、本学の総合グローバル学部など、他の選択肢も検討してみてください。
歴史学を主体にするか、あるいは考古学、人類学、政治学(国際関係論)を主体とするか、研究してみたい方法論で判断する必要があるかもしれません。
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Q西洋美術史の授業はありますか?
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質問
西洋美術史の授業はありますか?
回答
あります。
2018年度は、西洋美術史について、下記の授業が開講されています。・「西洋美術史」(史学科開講科目)……担当:金沢百枝(東海大学文化社会学部)。19世紀半ば以前の絵画を中心に、歴史画、肖像画、風俗画、風景画、静物画の分野にわたり、重要作品をみるポイントを解説。
・「西洋美術史Ⅰ・Ⅱ」(全学共通科目)……担当:阿部真弓(国立西洋美術館)。考古〜現代に至る代表的作品を時系列的に取り上げ、主題や技法、様式、歴史、宗教、文学、社会、心理的背景など多様なコンテクストにおいて解説。このほか、文学部横断型プログラムの芸術文化論コース、ジャパノロジーコースでも、関連する授業が開講されています。現在、史学科には西洋美術史専門の教員はいませんが、これらの授業との連携を図りつつ、卒業論文でも美術史研究を行うことが可能となっています。
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Q日朝関係史を学べますか?
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質問
上智大学で日朝関係史を学ぶことはできますか?
回答
学びたいという日朝(韓)関係史の時代がいつなのかがわかりませんが、2018年度の時点での日本史の教員4人(古代、中世、近世、近現代)ならどこでも卒業論文は書けるでしょう。特に、近現代史の教員は、日朝(韓)関係史を研究しています。また、やはり2018年度の時点での東洋史の教員2人のうちの1人は朝鮮史を研究しており、そちらのほうでも卒業論文は書けるでしょう。
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Q日本のキリスト教史について学べますか?
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質問
現在、史学科への受験を考えている高校二年生です。私は私立のカトリック校で学び日本のキリスト教の歴史に興味を持ちました。そちらの史学科で日本のキリスト教史について学ぶことは可能ですか?
回答
ご質問について、答えは「イエス」です。
「日本のキリスト教史」といっても範囲は広いのですが、16世紀、17世紀のことなら確実です。
現在、史学科には、日本近世史を担当している教員がいますが、専門は「キリシタン史」「東西交渉史」です。さらにこの教員は神学部の「日本キリスト教史」も担当しています。
卒業生には「キリシタン」をテーマに卒論を書いた人もいます。
また、学内図書館には「キリシタン文庫」という日本のキリスト教研究に特化した場所があり、この分野を研究するためにの書籍、史料を豊富に所蔵しています。上智大学の史学科で「日本のキリスト教史」を学ぶことはできます。
どの分野をテーマとするのか(キリシタン史はテーマ選びが難しい)、大学に入る前にすこし文献を読んで絞っておくのも一案かと思います。
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Q新撰組について研究できるゼミはありますか?
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質問
新撰組の研究をしたいのですが、そのようなゼミはありますでしょうか?
回答
幕末は、近世と近代の境界的な時代となります。
近世に近い方から捉える場合には川村信三教授のゼミ、近代の側から捉える場合には長田彰文教授のゼミで研究することが可能です。
幕末は、討幕派の志士たちや幕府側の新撰組など、映画やマンガ、ゲームなどの影響を受けて英雄史観に陥りがちです。
また明治維新は、近代化との関係から、どうしてもこれまで肯定的にばかり位置づけられてきました。
しかしいま150周年を迎え、歴史学界においては、これまでとは異なる見方から維新史を読み直してゆこうとする研究が増えています。
新撰組についても、英雄史観を脱却して考察してゆくことが必要でしょう。
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Q江戸時代の文化を研究できるゼミはありますか?
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質問
江戸時代の様々な文化等について研究をしたいと志しているのですが、それが可能なゼミはありますでしょうか?
回答
川村信三教授の日本近世史ゼミで研究し、卒業論文を執筆することが可能です。
川村教授は日欧交渉史が専門ですが、ゼミでは織豊政権から幕末までの近世全般をカバーしています。
上智大学周辺には江戸時代の史跡が多く残っており、川村教授以外にも、学芸員課程担当の西岡芳文教授など、近世文化に詳しい研究者がおりますので、併せて指導を受けることも可能です。
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Q中国古代史を学べますか? 世界史選択でも日本史を学べますか?
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質問
中国古代史を学びたいと考えているのですが、貴学の史学科で学ぶことは可能でしょうか? また、高校で必修科目として世界史Bを学んでいるのですが、知識が無い中、大学で日本史を学ぶことは可能でしょうか?
回答
現在、本学史学科には、中国古代・中世の担当教員はおりません。
今後、採用する可能性もありますが、現時点では何ともいえません。
しかし、中国古代・中世関連の講義は、できるだけ開講するようにしています。
また、アジア・ヨーロッパ史系の担当教員や、かつて在籍していた教員(唐宋社会史専攻)のネットワークのなかで、卒業論文の作成も可能です。
もちろん、より深く研究してゆくうえでは、しっかり専任の教員を置いている他大学の状態を確認すべきですが、本学も選択肢のひとつに入れてみてください。また、大学における歴史学の学びは、高校までの歴史の授業とは異なります。
記憶することではなく、考えることが求められます。
もちろん、知識があるに越したことはありませんが、年表的な知識は、それこそ年表で確認すれば済むことです。
現在の史学科生のなかには、高校で世界史を選択していたけれども現在は日本史のゼミで学んでいる学生、あるいはその逆の学生も相当数います。
むしろ、世界史的な視点を持って日本史をみてゆくことができるのであれば、本学史学科のポリシーにも大いに叶うのではないでしょうか。
ぜひ挑戦してみてください。
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Qムスリムの歴史を学ぶことはできますか?
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質問
上智大学では、ムスリムの歴史、とくに、キリスト教を啓典の民と呼んでいた頃から、敵視をするようになった十字軍などについて学ぶことはできますか? また、上智大学のイスラーム研究センターと、史学科とは何か関係がありますか?
回答
現在のところ、史学科にはイスラーム圏を専門とする教員はいませんが、上智大学全体としては総合グローバル学部をはじめとして多くの教員がそろっており、イスラーム研究はとても盛んにおこなわれています。史学科に在籍しながらイスラームに関する他学部の授業を履修することはできますが、十字軍の時代のイスラームを専門とする教員はいません。史学科では西洋中世史の教員が、ヨーロッパの史料や研究に基づいて十字軍研究を指導することはできます。また、イスラーム研究センターと史学科との間に制度的な関係はありませんが、個別の教員同士の交流は一定程度あります。
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Q琉球王国の外交、沖縄の近現代史を学べますか?
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質問
琉球王国の薩摩及び中国との外交や、太平洋戦争敗戦後のアメリカ統治から日本復帰までの沖縄の歴史を学ぶことは可能ですか?
回答
琉球王国の薩摩および中国(明および清)との関係、さらに戦後の米占領の開始から日本への返還について、また沖縄史そのものは、いずれもそれらを専門に研究している教員が現在、史学科にはおりません。
ただ、史学科で必修であり、最大かつ最終の課題である卒業論文に関しては、前者は日本近世史のゼミ、後者は日本近現代史のゼミでそれぞれ作成することはできます。その場合は、自身で沖縄史に積極的に取り組むことが望まれます。
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Q史学科の就職状況はよくないのでしょうか?
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質問
史学科の就職は良くない、ということを在校生の方からお聞きしたのですが、事実でしょうか。
就職実績も無名なところが多いと聞きました。回答
史学科卒業生の就職状況が、他の文系学科に比べて、とくに悪いということはありません。企業の人事担当者と話をしてみても、文系の場合、学生の専門分野よりも、その人物面を重視するというのが、現在では一般的です。
なお、この種の情報収集は、不確かなうわさや伝聞に頼るべきではなく、客観的なデータによって判断すべきでしょう。たとえば、上智大学のHPが公開しているデータを自分の目で確認してみてください。上智大学のHPで「キャリア・就職支援」を探し、そこから「刊行物・就職統計」→「卒業生・修了者進路状況報告書(2013年~2017年)」に入ってください。そこには、上智大学の学科別の就職データが記載されています。これにもとづいて、自分で分析したうえで結論を出してはいかがでしょうか。
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Q十字軍について詳しく学べますか?
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質問
十字軍について詳しく勉強することはできますか?
回答
十字軍について詳しく学ぶことは可能です。ただし、十字軍とはいっても政治・宗教・思想・軍事・経済など様々な分野にかかわるため、卒業論文などで研究を深めるには自分なりの問題意識と研究手法を明確にしていかなければなりません。十字軍に関する外国語の文献(英語・ドイツ語・フランス語などの研究書やラテン語の史料など)は上智大学の図書館に多数所蔵されているので、教員のアドバイスのもとでそれらを積極的に活用することもできます。
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Q台湾史について学べますか?
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質問
台湾史について学ぶことはできますか?
回答
台湾史の専門家はいませんが、学ぶことはできます。昨年度、日本統治下台湾の下層民社会に関する優れた卒業論文を書いて、卒業した学生がいましたし、本年度も台湾のキリスト教史に関する研究をしている4年生がいます。
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Q中世イングランドやイギリス文学を学べますか?
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質問
現在高校3年生で史学科志望の者です。私は中世イングランド、特にジョン失地王統治下でのヨーマンについてやイギリス文学(シェークスピアやロビンフッド)を学びたいと思っています。貴校ではこのような事を学ぶ事が出来ますでしょうか?
回答
現在の史学科スタッフのうちで、中世イングランド史、イギリス文学を専攻している研究者はいません。しかし、中世ヨーロッパ史の枠組みのなかで、毎年その種の卒業論文も執筆されています。本学の文学部英文学科には、シェイクスピアを研究されている先生方、チューダー朝やスチュアート朝の文学を専門にしている先生方が、複数所属しています。本学では、学科の枠組みを飛び越えて横断的に自分のテーマを追究できる仕組みがあり、またある学科に所属しながら、別の学科の教員の研究支援を受けることも可能です。あくまで歴史学の方法を深めつつ、世界史的視野でイングランドを捉えたい場合には史学科、文学的な問題意識で作品とその背景を深く読み込みたい場合は英文学科、ということになるでしょうか。英文学科の話もよく聞いて、進学先を決めてください。
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Qハワイの歴史について学べますか?
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質問
アメリカ史の中でハワイの歴史について学ぶことはできますか?
回答
現在の史学科スタッフのうちで、アメリカ史を専門にしている研究者はいません。もし、アメリカ史を専門的に研究したい場合は、他のしかるべき研究者が所属する大学を受験したほうがよいかもいしれません。上智大学では、外国語学部英語学科に、ハワイへの移民を研究している教員がいます。英語という言語を極め、駆使してゆくなかでハワイについて学びたいなら、こちらへ進学するのもひとつの選択肢でしょう。しかし、広く世界史について目を向け、歴史学の専門的な方法について学びつつ、ハワイの研究をしたいのであれば、史学科に所属しながらこれらの先生に指導を受けることも可能です。