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Q日本史の近現代を学びたい
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質問
大学入ったら日本史の近現代を学びたいと思ってるのですが、史学科で学べますか??
回答
上智大学のHPをちょっと調べていただければ、史学科とは歴史学を専門に学ぶ学科であり、日本近現代史の教員が一人所属していることが分かるはずです。彼の守備範囲は幕末から現代の国際関係ですが、卒論レベルではたとえば美術史や宗教史などにもこれまで対応してきました。
なお、総合グローバル学部や国際教養学部にも日本近現代史を専門にしている教員はいますし、他の学部にもそれぞれの分野で当該時代を射程に入れている教員はおりますので、専門によってはそちらにチャレンジするか、史学科に所属して教えを請うこともできます。
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Q史学科では、美術史を学ぶ事は可能ですか?
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質問
史学科では、美術史を学ぶ事は可能ですか?
回答
質問の内容が漠然としているので(地域と時代が不明)、的確に答えられないかもしれませんが、美術史を一生の仕事にしようとお考えでしたら、専門学科を持っている大学へのチャレンジをお勧めします。
4年間の上智での学生生活の中で美術史を楽しみ、卒論のテーマにしたい、というのでしたら十分可能です。歴史研究には美術史は不可欠ですので、専門外の教員であっても多かれ少なかれそれに触れるのが普通だからです。この事情は特に古代・中世について言えます。日本史では歴史がらみで絵巻物や仏教美術、その他を当然扱ってますし、学芸員課程には日本中世彫刻史の専門家もいます。東洋史でも事情は同様で、さらに非常勤講師の授業で補足もしています。西洋史では、幸いにも中世美術史の専門家が所属しています。また、外国語学部イスパニア語学科(バロック美術)や国際教養学部(現代美術)にもそれぞれ専門家がいます。
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Q日本古代史の研究設備について
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質問
1. 私は特に日本古代史について興味があり、将来大学院に進学して研究したいと思っています。その研究の設備など史学科でどのように学べるのか教えて下さい。2. また貴学は外国語教育に力を入れていると伺ったことがあるのですが、歴史学ではどのように力を入れているのですか回答
1. 本学の日本古代史は文献史学中心です。もしあなたが考古学を主体に勉強したいのであれば、考古学の強い大学を選ぶ必要があります。これらの大学は博物館を併設していて大きな強みとなっています。本学には学芸員課程やキリシタン文庫はありますが、残念ながら古代史に関して同等の設備がないため、学外の研究者・各種機関との連携によって、教育・研究を行うことになります。
具体的には、2年次のプレゼミ、3~4年次のゼミを通じて、卒業論文執筆に向け研究を深めてゆくカリキュラムとなっています。日本古代史のプレゼミでは、春学期に古代史研究の基本ツールの使用法、研究の仕方などを学び、秋学期には、神話から史書、律令、正倉院文書などの古文書、平安貴族日記などの古記録、説話、絵巻など、古代史研究に必要な各種史料の読解の仕方を勉強します。3年次のゼミでは、春学期に受講生全員でひとつの史料(これまでの例でいえば、『日本霊異記』『類聚三代格』『日本三代実録』『類聚国史』『江談抄』など)を輪読し、秋学期には卒論の構想発表を繰り返してゆきます。担当教員が東アジアの心性史・環境史を専門とし、民俗学・人類学の方法に基づき中国少数民族の調査も行っている関係で、東アジアに開かれた日本史研究を志向し、方法論的にも自由度の高いことが特徴のゼミとなっています。
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Q上智大学の史学科の特色とは
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質問
史学科志望の高校3年です。
上智大学の史学科は他大学と比べてどのような特色がありますか。回答
(1) 少人数教育:70名定員に現在専任教員11名(日本史4,東洋史3,西洋史4)が在職してます。
(2) 入学時に専攻を決めなくてもいい楔形カリキュラム:1年秋期の入門ゼミでアカデミック・スキルの基礎学習、2年でプレゼミ選択、3年でゼミ決定、卒業時に卒業論文提出、と段階的学習構造をとってます。
(3) キャンパスが四谷に集中しているので、他学部の授業履修も比較的容易です。
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Q専攻先の定員数について教えて下さい
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質問
西洋史に興味があります。
史学科に入学したら、希望通り西洋史を専攻できるのでしょうか。
また、ゼミは定員があると思いますが成績順で決まるものなのでしょうか。回答
史学科には、現在、西洋史担当で古代・中世・近世・近現代に各一人の教員がいます。
1学年の学生定員は70名で、各教員の受け入れ上限数は一応10名を目安にしていますので、例年おおむね学生の希望に添う方向にあると認識しています。
西洋史を希望する学生は1・2年次に「西洋史概説」I-IVを選択履修し、自分の希望の専攻への意志を固めます。
2年次にいずれかの「史学教養演習(通称プレゼミ)」に参加しますが、そのため1年次の終わりにどの「プレゼミ」に参加するかを決定します。調査書に第三志望まで記入して提出、そのとき希望者が集中したとき、選別する場合が生じます。
選別方法は、まず学生が志望レポートを提出、担当教員との面接・指導を経て、最終決定となります。選に漏れた学生は第二志望に向かうことになります。
3年次からは、原則として「プレゼミ」と同一教員の「演習(通称ゼミ)」に参加することになります。その段階でのゼミ変更も、一定の要件をみたせば可能です。
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Qフス戦争等の軍事史、宗教戦争史を學びたい
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質問
僕は史学科志望の高3です。主にフス戦争等の軍事史、宗教戦争史を學びたいのですが、上智で学ぶことはできるでしょうか
回答
史学科にはドイツ近現代史を専門とする専任教員がいますので、十分対応できます。
また上智大学はキリスト教(カトリック)系の大学で、設立以来多くのドイツ人系教員が教鞭を執り、1981年設立の「ドイツ語圏研究所」(現「ヨーロッパ研究所」)の研究伝統もありますので、宗教改革・宗教戦争についての図書は充実しています。
さらに、法学部国際関係法学科などにも関係教員がいて、軍事史研究でも恵まれた環境にあるといえます。
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Q語学力について教えて下さい
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質問
TEAP利用入試で史学科を受験する予定です。国語と世界史は得意な学科ですが、英語はそうではありません。貴大学に入学すれば語学で相当な学力を求められる事になるのでしょうか。努力次第でなんとかなるものでしょうか。
回答
はい、入試を突破する力があればなんとかなりますので、まずは入試をめざして精進してください。
語学力はあるにこしたことないのはいうまでもありません。しかし、上智大学では、語学が得意な受験生はとうぜん語学系学科にチャレンジします。結果的に史学科学生の外国語能力がそう高くない現実もありますので、そんなに恐れる必要はありません。
ところで、歴史学で最も重要な作業は批判的な史料分析です。その意味では、史料の歴史的背景への関心が高く、読解能力が優れているあなたのような人に向いた分野といえます。史学科では語学はあくまで道具にすぎません(とはいえ、いい道具を持つ職人が大成するのも事実ですが)。
自分に合った分野を選んで、自分が得意な世界で自分の未来を切り開こうと努力すれば、将来はおのずと開けることでしょう。
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Q西洋の歴史と文化、見えないものへの信仰について学びたい
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質問
私は、近世以降の西洋における歴史と文化、および中世から近世における建築文化と「見えないものへの信仰」の移り変わりに興味をもっていますが、貴学の史学科でこのような研究は可能でしょうか。
回答
上智大学には、哲学科を中核にした付属研究施設の中世思想研究所(1955年/1976年創設)があり、西洋中世のキリスト教霊性研究において我が国で先陣を切って開拓してきた自負と実績があります。
また、中央図書館と神学部図書館には国内有数の膨大な欧文研究書と専門研究雑誌も集積されていて、いずれも広く研究者に開放されています。
また史学科や外国語学部イスパニア語学科には中世からルネサンス期の美術史研究をフィールドにした教員もいますので、あなたの希望には充分沿うことができるでしょう。
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Q現在所属学科は違いますが、史学専攻で大学院に進学できますか
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質問
私の現在所属学科は史学科でありませんし、卒論も義務づけられていません。それでも大学院で史学専攻に進学を希望しているのですが、進学は可能でしょうか。
回答
まず、大学院での研究テーマ(日東西いずれの分野で、古代・中世・近・現代いずれの時代を専攻し、具体的に何を研究したいのか<たとえば特定の制度・組織・事件・人物・現象、等々>)、を明確にしてください。
そして、大学院受験以前に必ず、史学専攻入試説明会に出席して相談するか、史学科事務室に連絡して(dhistory@sophia.ac.jp)、該当する分野・時代の本学教員に相談するようにしてください。それによって、的確な助言が得られるはずです。大学院の入試説明会では史学の大学院で研究する際に、次の三つが必要だと説明しています。
①テーマ
どんな問題意識を持ち、本当に研究する力をもっているか、が大事です。入試願書に卒論ないし論文を出させるのはそれを見るためです。大学院は、テーマに合う先生のいるところに進学するのが基本です。②歴史学の基礎知識
史学科以外の人は、後追いでも学ぶ必要があります。学部生必修科目(歴史学研究入門、入門ゼミ、プレゼミ等)の履修が求められる場合もありますし、意識的に自習する姿勢が求められます。③読解力
日本史なら古文漢文と、英語ないし近隣アジア語の読解力が必要です。
外国史なら一にも二にも語学力、それも複数言語ができるのが標準です。
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QTEAP利用型入試について
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質問
私はTEAP利用型入試を世界史で受験します。案内には「論理的思考力を問う。特別な対策は必要なし」と書いてあります。その準備で気をつけること、やっておくべきことはありますか。
回答
論理的思考力は、日々の授業と広範な読書(新聞を含みます)の積み重ねの中で、読解力と表現力が鍛えられ培われていくものです。多くの情報に接し、だがそれらを鵜呑みにするのではなく、批判的に見るよう努めてみるのはいかがでしょうか。
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Q第一次大戦以後のドイツを中心としたヨーロッパ研究
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質問
第一次世界大戦以後のドイツを中心にヨーロッパを研究したいと思っておりますが、貴学科でこのような研究は可能ですか?
回答
現在の教員の中には、19/20世紀ドイツ史と、フランス近代史の教員がいますので、問題なく学ぶことができます。
また上智大学には、外国語学部ドイツ語学科や文学部ドイツ文学科があり、ドイツ関係はたいへん充実しています。さらに、法学部、外国語学部、総合グローバル学部にはそれぞれ国際関係の学科やコースがあるので、現代に重きがあるとはいえ、そこでも欧米各国の歴史を学べることもお忘れなく。
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Q在日や朝鮮族などの民族の歴史
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質問
在日や朝鮮族などの民族の歴史を学びたいと思っている外国人留学生なんですが、上智大学で勉強するのは難しいでしょうか。
回答
現在、朝鮮王朝史を専攻する専任教員が史学科に在籍しておりますので、在日や朝鮮族に関する勉強をする場としては、ベストかもしれません。
かつて、在日の学生が「朝鮮文化協会」についての卒業論文を書いていますし、大学院であれば朝鮮族の留学生が延辺地域を中心に「間島協約」に関する修士論文を書いています。
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Qイスラム史を勉強したい
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質問
イスラム史をやりたいと思っていますが、上智の史学科でできるでしょうか。
回答
本学の総合グローバル学部にはイスラーム圏を専門とする教員が複数所属していますので、そちらを受験するのが一つの方法です。
しかし、たとえ史学科に在籍していても、総合グローバル学部の当該教員の協力・指導は得られます。実際に、史学科の東洋史又は西洋史ゼミに所属してイスラーム史で卒業論文を作成する学生も毎年何名か出ています。
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Q遺跡の発掘等の勉強やフィールドワーク
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質問
遺跡の発掘や文化人類学に興味があり、それらの勉強やフィールドワークを行える大学、学部学科を探しています。貴大学文学部史学科ではこのような学びを実現する事は可能でしょうか。
回答
あなたが大学院進学をめざして考古学や文化人類学を専攻したいのであれば、本学史学科には現在専門の教師がいませんので、専門の学科を有する大学を選ばれた方がいいでしょう。
ただ、本学には学芸員課程が設置され、また新設の総合グローバル学部には地域調査に従事する教員が複数所属し(とりわけ、アンコールワット遺跡修復で著名な石澤良昭特別招聘教授の活躍はご存知でしょうか)、また神学部には旧約聖書時代の考古学を専門にしている教員もいますので、座学中心の学部レベルでよければ、それなりに学べる仕組みにはなっています。
実際に夏休みに本学や他大学の海外発掘調査に参加している学生・院生もいますので、学部レベルでは十分ご満足いただけると考えます。