文化交渉入門
外来文化を受け入れたり、自国の文化を海外に発信したりする時に起こるさまざまな文化変容についての理解を深めるクラスです。文化交渉は国家間だけでなく一国内でも生じます。文学・美術・音楽・演劇・スポーツ・思想・宗教などが、異なる文化でどのように受けとめられ、変化してきたかを、過去と現在の事例を通して検証します。
テクストを読む
「テクスト」というと文字で書かれたものを思い浮かべるかもしれません。
しかし,ここで言う「テクスト」は文字だけではなく,たとえば史跡や遺物などの物,絵画,映像,身体など,おおよそ「見聞きし,読んで解釈できるもの」すべてを指します。
それぞれの「読み方」を学ぶのがこのクラスです。
受講生の声
批判的にテクストを読むことが、決して作品に対して否定的にとらえるということではないことを学んだ。(哲1年、女性)
歴史学についても同じことがいえるが、物事をひとつの視点だけで見てはいけないということが分かった。その事実そのものだけを見るのではなく、背景を見ること、またどのような立場に立った時の意見なのかということをよく吟味し、理解しようとすることが大切だと考えた。(史1年、女性)
今まで国文学ばかり読んできたので、独・仏・英の文学や芸術にふれることは、とても新鮮であったと同時に、大変おもしろい内容で毎回授業が楽しみだった。また、どの文学、芸術も当時の文化や環境のコンテクストが含まれており、今まで無意識にふれていた部分をこれからは意識してみたら、鑑賞の仕方、味わい方に新しい可能性が秘められていると思う。(国文2年、女性)
その物事には表面上の意味とそこから拡張された意味・意義があることを学んだ。ただ見て受容するだけでなく、批判的または客観的に分析することが重要だと思った。(英文1年、男性)
ただ与えられた情報や知識を鵜呑みにするのではなく、まず疑いの目を持って考えてみることで、新しい気づきや発見をすることができると思った。(独文1年、女性)
自分の興味以外にも様々な面白い学びがあることが分かって、視野が広がった。(仏文1年、女性)
人に伝えたいことを伝えるためには、どんなものにもテクストになり得るのではないかと思った。そして、それを理解するためには背景知識などが受け手には必要とされ、相互のコミュニケーションに近いものがあると思った。(新聞1年、女性)