本専攻では、西洋哲学の主要な伝統に学びつつ、その成果を今日の課題に照らして問い直すという立場から、歴史的文脈に即した精密な研究と現代的課題に向けた哲学的検討とを往復しながら探究を進めます。この方針のもと、修了生は、原典および主要な外国語文献の精密な読解を学修の中心に据え、概念の整理、論点の構成、批判的検討、ならびに研究発表と討議を通じた学術的対話の実践を段階的に修得し、各自の問題関心を研究として結実させています。下記は近年の修了生の研究テーマ例です。
フィヒテの中期知識学における信の概念
エックハルト研究─ 宗教的生の探求構造
創造活動と生命─ ホワイトヘッド哲学の発展史研究
トマス・アクィナスの経済論
ヘーゲル『精神現象学』
ソクラテスにおける無知
ヘーゲル論理学
後期西田哲学の根本問題
ヴァルター・ベンヤミンの哲学的写真論
トマス・アクィナスの哲学的創造論
ニーチェの力の哲学
ベンヤミンの言語哲学
アリストテレスの徳倫理学
カントの構想力の概念
人間の尊厳、責任、刑罰