ドイツ文学科生の「ドイツ語圏」への留学
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1.在外履修についてドイツ文学科では、ハインリヒ・ハイネ(デュッセルドルフ)大学との協定に基づき、2018年度入学生より、所定の条件のもと、選抜された学生は、2年次秋学期の学科必修科目をハインリヒ・ハイネ大学で履修することができます。なお、2年次の秋学期のこの在外履修制度に続けて、さらに3年次の春学期に半年間の交換留学を組み合わせ、1年間の留学をすることも可能です。
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2.交換留学について上智大学には、ドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、スイス)の27の提携大学と交換留学の協定を結んでいます。ドイツ文学科からも、多くの先輩たちが、3年次生以上になるタイミングで、この交換留学の制度を用いて、春学期からの半年間、あるいは1年間の留学を実現させてきました。他にも、夏期休暇中に参加できる短期留学プログラム(フライブルク大学)などもあります。
上智大学の交換留学先リスト 27校 ※2026年度留学時提携先
- フランクフルト大学 Johann Wolfgang Goethe Universität Frankfurt am Main
- ベルリン自由大学 Freie Universität Berlin
- トリアー大学 Universität Trier
- ザンクト・ゲオルゲン哲学神学大学 Philosophische-Theologische Hochschule Sankt Georgen
- ニュルンベルク経済工科大学 Technische Hochschule Nürnberg Georg Simon Ohm
- ブレーメン州立経済工科大学 Hochschule Bremen
- ヴィアドリナ欧州大学 Europa-Universität Viadrina
- フライブルク大学 Albert-Ludwigs-Universität Freiburg
- テュービンゲン大学 Eberhard Karls Universität Tübingen
- ベルリン工科大学 Technische Universität Berlin
- ボン大学 Rheinische Friedrich-Wilhelms-Universität Bonn
- バイロイト大学 Universität Bayreuth
- ザールラント大学 Universität des Saarlandes
- ハレ=ヴィッテンベルク大学 Martin-Luther-Universität Halle-Wittenberg
- ハイデルベルク大学 Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg
- ルードヴィヒスハーフェン大学 Hochschule für Wirtschaft und Gesellschaft Ludwigshafen
- パーダーボルン大学 Universität Paderborn
- アイヒシュテット大学 Katholische Universität Eichstätt-Ingolstadt
- グラーツ大学 Universität Graz
- ケルン大学 Universität zu Köln
- ロシュトック大学 Universität Rostock
- デュッセルドルフ大学 Heinrich Heine Universität Düsseldorf
- ミュンヘン哲学大学 Hochschule für Philosophie München
- ヴィッテン・ヘァデッケ大学 Universität Witten/ Herdecke
- リヒテンシュタイン大学 Universität Lichtenstein
- ルクセンブルク大学 Universität Luxemburg
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在外履修体験報告
約半年という限られた時間で私は一体何を得られるのだろう。
そんな漠然とした不安と未知の経験への期待を胸に、ドイツへ飛び立った日のことを今でも鮮明に覚えています。
在外履修先は、ノルトライン・ヴェストファーレン州の都市、デュッセルドルフに位置するハインリヒ・ハイネ大学(通称HHU)でした。この年、ドイツ文学科には初となる在外履修制度が導入され、私を含む5人の在外履修生は、言わば記念すべき第一回生であったわけです。
さて、ドイツに到着してからは、毎日が目まぐるしく過ぎてゆきました。授業に関しては、学科で指定された科目に加え、現地の先生に直談判して一つ上のレベルのコースにも参加させてもらいました。当然の事ながら、授業は全てがドイツ語で行われます。現地のドイツ人との会話は勿論のこと、色々な国から来た留学生との会話もドイツ語です。それまでに教科書や授業で学んだ知識的を、初めてアクティブに使う感覚、あくまでコミュニケーションや学びのツールとしてドイツ語を使うという感覚は、非常に新鮮でした。先生方は非常に親切で、個人的な作文の添削依頼も快く引き受けてくれましたし、HHUにはタンデムパートナー制度(ペアで互いの母国語を教え合うシステム)もありましたので、ドイツ語力を向上させるには充分すぎるほどの環境でした。
その他にも、初めて生で見るクリスマスマーケットの鳥肌が立つほどの美しさ、出会った人々の温かさ、訪れた場所で得た感動……ここには書ききれないほど濃密な半年間を過ごすことができました。勉強に、部活に、アルバイトに……と慌ただしい学生にとっては、そうした多忙な日々から解放され、どっぷりとドイツ語に浸れるこの期間は、自分自身と向き合うと共に、将来の視野を広げる贅沢な時間となることでしょう。チャンスがあるのならば、皆さんにも是非この貴重な経験をしてもらいたいと思います。
2018年度入学O.C.さん