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学びの特徴-文学部 現代とクラシックスのクロスオーバー-
文学部は、7つの専門学科からなる上智のブランド・ユニット:哲学科・史学科・国文学科・英文学科・ドイツ文学科・フランス文学科・新聞学科。
サブ・ユニットをなすどの学科も、日本では有数の研究教育組織として知られています。また海外の研究者との交流や学生の海外留学、海外留学生の受け入れも積極的におこなわれています。
それぞれの専門領域では、国内一流の質の高さを保持するために、受け入れる学生数を抑え、少人数の学生をひとりひとり指導する独自のカリキュラムが考えられています。
よく知られる外国語教育の充実はもちろんのこと、どの学科でも、少人数のゼミナール、長期にわたる卒業論文指導などによって、ひとりひとりを大切にする教育(cura personalis)をおこなっています。
現代世界のさまざまな刺激的な情報や、先人の遺産である歴史的な資料を解析し、優秀な先生、級友たちとのコミュニケーションによって高い思考力を身につけることができます。
ブランド・ユニットとしての文学部は、伝統的な古典研究のイメージと、生きた現代世界への展開を融合するクロスオーバーの精神であたらしい知の領野をひらきます。
卒業論文必修制度
上智大学文学部の各学科を卒業するためには、卒業論文を執筆し、口頭試験に合格しなければなりません。もちろん外国語で卒業論文を書くこともあります。
卒業論文を書くためには、ひとりひとりの学生がみずから選んだ指導教員のもとで、1年から1年半にわたって定期的な指導や教授を受けます。中間発表や合宿の機会もあります。
みなさんの思考力、理解力、判断力、表現力、コミュニケーション力のすべてが、卒業論文に凝縮されます。卒業論文の執筆はわたしたちの究極的なキャリア教育であり、みなさんの学生生活の集大成なのです。
・カントの倫理学における「うそ」について
・アリストテレス『自然学』の「運動」の概念
・九鬼周造『「いき」の構造』における「いき」の意味体験について
・老年における幸福―老年の価値と意義の考察―
・憲法パトリオティズムにおける感情について―ハーバマスからカント、ヌスバウムへ―
・トマス・アクィナスの倫理思想における神中心主義と愛徳概念の結びつき―『神学大全』を手引きとして―
・美術館が求める芸術の物語性―ファッションのアート参加をめぐって
・前期ハイデガーにおける歴史性と歴史学的認識作用