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特色・カリキュラム

国文学専攻の特色
国文学の特質

国文学研究は正確に本文を読み取ることを基本にし、そこから作品の訴えかけるものの理解、作品の価値、存在意義の解明へと進みます。これらを多角的な視点から遂行するために、文学史の流れ、思想背景などの考察、中国文学や西欧文学との比較研究なども取り入れています。

国語学の特質

国語学研究は日本語の音韻・文法・文体・語彙・文字表記の史的研究を中心に据え、海外との文化交流からもたらされたキリシタン語学・蘭語学・英語学などにも目を向けながら、各時代の日本語を考えます。また、合わせて国語研究の方法論を学説史的に再検討します。

漢文学の特質

漢文学研究は中国古典研究を踏まえ、中国古典がわが国にどのように受容され、いかなる地平を拓いたかという、漢文学が担うべき課題を自覚的に考究します。対象領域は中国古典学がそうであるように、文学・思想等の区分を設けず、むしろ融合して扱います。

カリキュラムの特徴

博士前期課程では、古典学を研究・教育の根幹に置きつつ、日本古典文学・日本近代文学・国語学・漢文学の各分野を、総合的・実践的に追究するために、1年次からそれぞれの分野に関する「特殊講義・演習」の科目を配置しています。これは、特定のテーマについての専門知識を修得していく「講義」と、発表・議論を通じて文献資料を自ら調査・読解する力を鍛え、柔軟な思考力・分析力を身につける「演習」とを、有機的に組み合わせた授業形態です。

自身の研究以外の分野についても広く知識を修得するために、上記の4分野のうち少なくとも3分野の科目の履修を義務づけるとともに、他専攻の科目も選択可能としています。

「国文学」の総合的知見に基づいた修士論文を執筆するための科目として、「研究指導」を設置し、指導教員・副指導教員の2名を中心に、個別に丁寧な指導を行います。修士論文の審査は主査1名、副査2名の体制で行いますが、口頭試問は全教員によって実施します。

博士後期課程では、前期課程で積み上げた基礎知識や修士論文の成果をふまえて、さらに高度な研究を行います。各専攻分野に関わる「特殊講義」と「研究指導」を組み合わせ、さらに研究の深まりと広がりを求めるとともに、院生一人一人に対して、丁寧な論文指導を行います。

研究の成果を着実に結実させていく日々の研鑚が強く求められ、明確な研究計画を立てて最終的には博士論文執筆の域にまで達することが期待されます。このため、在籍中に2篇以上の論文を学会誌に発表することが課せられています。