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2025.03.21

日本近現代史プレゼミ(中村江里先生)紹介

中村ゼミ(日本近現代史)に所属している、史学科2年のT・Nです。中村ゼミには、現在2年生(新3年生)が11名所属しています。前期では主に、個人が興味のある分野についての論文を探し、レジュメにまとめて発表しました。時に鋭い質問や疑問点が提示されることがあり、ゼミ生同士緊張感を持って授業に取り組めていました。後期では、論文ではなく「史料」を読みました。実際に、発表者が使いたい当時の史料を選び、それを時間内で読み解いていきました。現代人の私たちが読みやすいからこそ、様々な視点からの意見が飛び交っていました。

中村プレゼミ集合写真

同じ日本近現代史という枠組みであっても、興味を持っている分野は人それぞれです。政治史系や国際関係史、都市史、戦争史、スポーツ史、文化史など、それぞれのゼミ生が持つ興味はバラバラです。様々な視点からの意見や質問は自らのテーマをより良いものにしていく良い機会でもありました。

発表後には必ず、発表者への中村先生からのフィードバックが行われます。自分自身の研究テーマに関する他の研究や関連する書籍などを紹介してくださり、自らのテーマをより考えていくうえで、とてもありがたかったです。

また、この春にゼミ合宿を行ってきました。一泊二日で伊豆下田を訪れ、フィールドワークを中心に行いました。また、ゼミ生同士の仲を深めることが出来ました。

集合場所の下田駅

伊豆までは各自で向かい、下田駅で現地集合でした。昼食を食べたのち向かったのは、宝福寺です。ここは、「唐人お吉」が眠る寺です。到着後、併設されている記念館の方がガイドとして様々なお話をしてくださり貴重なお話を多く聞くことが出来ました。「お吉」とは、日米和親条約の締結後に来日したハリスの侍妾とさせられた人物です。その後、「ラシャメン(洋妾)」としての非難などを浴びる中で最期を迎えました。そんなお吉の遺体を引き取り埋葬したのが、宝福寺の当時の住職であったそうです。その後、「唐人お吉」の物語は数多くの舞台などで演じられているそうです。また、この寺は坂本龍馬が脱藩をしたことについて、勝海舟が土佐藩主の山内容堂から許しを得た場所であったそうです。

唐人お吉の墓

1日目はあいにくの天気であったため、フィールドワークはここまででした。しかし、泊まったホテルにおいて、ゼミ生同士で様々な交流を持つことが出来たことがとても良かったです。

2日目は龍宮窟、特攻艇「震洋」洞窟へ向かいました。

特攻艇「震洋」洞窟

龍宮窟

特攻艇「震洋」洞窟は戦争末期に、日本軍によって開発された特攻兵器の一種である震洋(一人用のボートの形をした特攻兵器)の基地であった洞窟です。現在も立ち入ることが可能で、実際に中に入りました。中には震洋とつないでいた当時のものが今でも残っており、その洞窟にいた乗組員の名前を読み取ることが出来るものもありました。「戦争」というものの生々しさを感じ取ることが出来る場所でした。

より仲を深めることが出来た、あっという間の2日間でした

宿から眺めた外浦海岸