史学科の山本(西洋中世史)です。こんにちは。
私が担当しております「原書講読演習」(2年生向けプレゼミ)では毎年、羊皮紙工房の八木健治先生をお迎えして、ワークショップを開催しております。
八木先生ご所蔵の貴重な資料をじかに触りつつ閲覧します
内容は羊皮紙に関する座学的な説明と羊皮紙に書かれた具体的な文書の閲覧、羽ペンでの執筆体験、そして羊皮紙の製作(一部工程)というものですが、今回はコロナ明けということで実習を充実させたワークショップをしていただきました。

丸いのは一般の刺繍枠です。学生向けの創意工夫に脱帽させられます
このワークショップはこのプレゼミや歴史学特講など、私の他の授業ともリンクしております。歴史史料を講読する際に、実感をともなって読解して欲しいという意図です。

羽ペンの難しさを分かると、西洋中世の写字生の技量の凄まじさが実感できます!
上智大学の史学科は一学年の定員が70名であり、私立大学としては有数の少人数教育がおこなわれています。今年度の山本プレゼミの学生は6名ですが、これくらいの人数だと細かいところまで指導が行き届きますので、ありがたいです。こうしたワークショップは人数が多いと色々たいへんです……。

八木先生、本年度もありがとうございました!
受験生のみなさんは、体調に気をつけて、最後まで諦めず頑張ってください。上智大学の史学科でみなさんに会えることを楽しみにしています!