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2023.11.02

2023年度の文学部初年次研修が実施されました(Gコース)

みなさん、こんにちは。

前回紹介しました文学部初年次研修の史学科・国文学科合同企画「文学と史跡の散策」の続きです。今回は、Gコース(「築地古寺探訪」)の模様をご紹介します。

このコースは、四谷駅より出発します。四谷から晴海埠頭方面のバスに乗り、麹町、半蔵門、皇居周辺、銀座などを通りつつ、築地へと向かいます。バスだと風景を見れますし、距離感も掴めるのでおすすめです。
築地波除神社にて

現地ではまず波除神社を参拝し、江戸時代に形成された埋立地である築地の歴史を学びます。そして、すぐ側にある築地市場(跡)を見学します。ご存知の方も多いと思いますが、東京都中央卸売市場の豊洲移転にともない、築地市場は2018年に営業を終了しました(場外市場は除く)。かつての賑やかであった場内市場は、コンクリートが剥き出しの寂しげな更地となっていました。その事情や歴史家による反対運動などの説明を受けつつ「現場」に接し、学生たちは歴史的景観について考えます。

築地本願寺にて

その後は、築地本願寺を見学し、中央区明石町へと向かいます。ここはかつては「鉄砲洲」と呼ばれ、幕末期以降は外国人居留地として栄えた場所です(現代も続く有名な学校・大学の発祥地でもあります)。それらを伝える石碑などを読みながら、往時に想いを馳せます。

カトリック築地教会にて

終点は、カトリック築地教会です。ここは1877年から1920年まで「司教座」が置かれていたたいへん由緒のある教会です。教会の方には、その歴史や地域とのかかわりについて、丁寧にご説明をいただきました。ありがとうございました。

現代の東京に限らず、「都市の景観」はいつの間にか変貌してしまうものですが、「古寺」はかつての姿を垣間見せてくれる大切な「目印」といえるでしょう。首都の中心地にある上智大学の周辺には、そうした古寺を始めとした由緒ある場所がたくさんあります。学生のみなさんには是非、積極的に「街歩き」をしてもらいたいと思います。