11月18日(日)、上智大学にて、第62回史学会大会を開催しました。
本年は、史学科創設70周年目を迎えての大会でした。
部会研究発表では、日本史、東洋史、西洋史の部会に分かれて
研究報告を行いました。
公開講演では、上智大学史学科教授(近現代東洋史)の坂野良吉先生に
「近現代中国史像の虚と実」をテーマに講演していただきました。

先生のこれまでの研究生活の回顧を通して、中国近現代史から
見られる「歴史」とは何か、またその歴史研究における課題についてお話されました。

史実は一つであるが、その「歴史」には「作為と自然」があり、
無限に多様していること、そして、虚像もまた「歴史」であり、
その虚像にある作為を(「虚を実とした由縁」)を読み取ることで、
実像へと近付く作業の必要性を考えさせられた貴重な講演となりました。
