学部4年 島瀬 晃一 〈2011年度版〉
【大澤ゼミについて】
大澤ゼミは主に中国古代・中世史を研究対象としています。ゼミの授業は人数が少ないということもあり比較的ゆったりとした雰囲気です。授業として行われるのは①漢文講読、②論文発表・検討、この二点です。
①漢文の講読については、卒業論文を書くにあたり必要な史料は漢文で書かれたものを扱うため、これを読むためのスキルアップとして2年次のプレゼミから行います。先生が指定した箇所をメンバーが解釈し、それを先生を含めた他のメンバーで必要あらば解釈し直し、討論する、という形でゼミの授業は進みます。大澤先生はよく自らのゼミを「少数精鋭」とおっしゃいますがこれは全くその通りで(私自身はまだ精鋭にはなり得ていませんが)、所属するメンバーが少ないため一人が担当する箇所も必然的に多くなります。しかしその分解釈のスキルは上がり、また古代・中世史に関する知識の幅も広がります。3年次のゼミではより解釈の難しい漢文籍を扱い、また講読のスピードも上がります。
②漢文の解釈と並行して行うのが論文発表です。これは各メンバーが各々の研究分野に関する論文をまとめ、発表し、先生・メンバーで討論する、というものです。漢文発表でもそうですが、ここではまとめ具合を先生に評価していただく、という主旨ではなく、討論によって提示された新たな視点や解釈を卒業論文の研究に繋げることを大きな目的としています。大澤先生からは手厳しいご意見を頂くことが多々ありますが、これが論文作成への大きな糧になると思います。
また年に一度、9月下旬に軽井沢でゼミ合宿を行います。これは4年生にとっては論文提出前最後の検討会ともなります。3年生は任意の参加となりますが、ほぼ全員が参加します。
【大澤先生について】
正直に、一言で表すと「厳しい」先生だと私は思っています。授業でも課題でも他ゼミと比べると質の高いものを求められると思います。量も多いかもしれません。授業中でもズバズバと厳しい点を指摘されます。
しかしそれは「優しさ」の裏返しだとも思います。無学な私の研究を質の高いものにしてくれようと冷静にかつ熱心に指導して下さっている、そう思います。また授業や研究以外の話を聞いて頂くこともあり、人生の先輩としてのアドバイスを頂くこともあります。
「優しさ」故の「厳しさ」、これが大澤先生最大の魅力だと思います。
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