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2011.07.04

山内ゼミ紹介

学部3年 野間 康平 〈2011年度版〉

●ゼミの内容
 山内ゼミは現在、3年生と大学院生を中心に進めていますが、4年生も就職活動の合間を縫って参加しています。山内ゼミは東洋史の枠組みに入っていますが、他の東洋史ゼミと違い、東は朝鮮・中国から西はイスラーム世界と幅広い分野を扱っているのが特徴です。そのため、一つの史料を取り上げて皆で勉強していくかたちではなく、各自が卒論に向けて興味のある分野に関する論文を選択し、一人ずつレジュメを作成して論文の要約・自己見解を報告します。そのあと、報告者以外の人が疑問に思った点や改善した方かいい点を指摘して、報告者がそれに答えていきます。

●ゼミの特徴
 ゼミの特徴としては、前述したように各自が違う分野を扱っているため、早いうちから興味のある分野の論文にたくさん触れられる点が挙げられます。また、卒論に向けて論文を読んでいくので、3年生のうちから卒論テーマを視野に入れて勉強していきます。最近の傾向として東洋史を志望する学生が年々減少する傾向にあり、山内ゼミの3年生は僅か3人しかいません。しかしそれ故に、他のゼミの学生よりも報告する回数が多いので報告能力を高めることができます。報告者がレジュメを作成するためには、まず各自が興味を持った分野に関する論文を探さないといけません。題目はそれらしいのに内容は思っていたのと違うことが多々あるので、論文を探す作業は大変です。さらに論文を読んでレジュメを作成するわけですが、山内ゼミの学生はそれぞれ違う分野を扱っているので、いかに上手く伝わるかを考えて作成しなければならず、山内ゼミでの報告はより頭を使わないといけません。このことは少数精鋭のゼミと呼ばれる所以であり、誇るべき点でもあります。

●教授の素顔
 山内先生は、各自の報告に対していかにテーマを絞っていくかをアドバイスして下さいます。そのアドバイスはただ具体的であるだけでなく、その人自身が自分の力でテーマを絞れるようにと考えた上で伝えられます。また、山内先生は勉強に必要な概説書や先行研究論文集などを学生に紹介して下さいますが、どのような論文を読んでいけばいいか悩む学生にとっては一つの筋道を与えてくれる書籍です。山内先生の授業は学生に任せるというスタンスで進められていきますが、それは自分の力で考えられるようにとの先生の心遣いであり、この自由さが山内ゼミの魅力なのだと思います。