2011.03.10
児島ゼミ紹介
学部3年 室本 瑛 〈2011年度版〉
〇幅広い知識と教養を学べる大学
上智大学の史学科は1年次において日本史・東洋史・西洋史からバランスよく概説を取ることが必修となっており、幅広くさまざま分野の歴史学を体感することが出来ます。多くの私立大学では一年次から専攻ごとに分かれてしまい、その分専門的な研究の教育を早くからしていると言えるでしょうが、歴史学はとくに広い視野と教養が求められるところでもあり、上智大学の教育システムは私にはとてもよく合っていました。外国語の科目も私立大学としては豊富な上、少人数での授業になるので先生方も生徒一人一人まで行き届いた熱心な指導をしてくれます。教員と生徒の距離が近いというのも上智の特徴で、新設された看護学科以外は四谷キャンパスにまとまっていますから、他学部の教授でも質問があれば研究室をすぐに訪ねることが出来ます。
〇充実した西洋中世史の学習環境
西洋中世史の研究環境として見ると、上智大学には中世思想研究所があり、その書庫は学生に開放されていますから、意欲があれば信じられないほど豊富な文献に当たることが出来ます。哲学科開講のラテン語とギリシャ語講座もあり、とくに西洋中世史の理解に必須ともいえるキリスト教については神学部も含めてたくさんの科目があり、他の大学では不可能なほど理解を深められます。
〇わが児嶋ゼミの魅力
上智大学では2年次から専攻に分かれたゼミナール形式の教育が取られており、先生の直接指導によって専門研究のノウハウを学ぶことが出来ます。個性的な先生ばかりでゼミごとに特色があり、どのゼミもおすすめですが、わが児嶋ゼミの自慢は児嶋先生の本格的な美術解説が聞けることと、先生が連れて行って下さる美術館見学でしょう。とくに学芸員を目指す学生は美術館見学に参加すると、日本の美術館・博物館の仕事の実際がよく理解できると思います。ゼミでの親睦会もあり、おそらく上智大学の史学科ゼミではイベントが多い方だと思います。
〇児嶋先生と授業の様子、卒業研究について
児嶋先生は語学も堪能で研究室にたくさんの文献があり、図書館でも手に入りにくい文献は気軽に貸し出してくれます。ゼミでは先生が選んでくださった英語の文献を各自訳出して発表し、それにゼミ生が質問し先生がコメントを加える「文献講読」と自分の研究テーマに即した発表をする「教養演習」があります。ゼミでの活発な議論に参加し、自分の研究を書きあげることによって、社会人としての生活で活かすことのできる本当の知力を手に入れることが出来ます。卒業研究は就職活動と並行して進めなければいけないこともあり、非常に困難な作業ですが、他の学部ではなかなか得られない貴重な体験です。