文学部 史学科 4年 木村 桜子さん

上智の日本史の問題に面白さを見出し、社会課題を歴史的文脈で捉え解決策を模索したいという動機から、史学科の門を叩きました。学科の魅力は、学びを丁寧に深められるカリキュラム編成です。1年次に地域や時代を超えた歴史の解釈や研究手法を体系的に学習し、2年次にプレゼミでいち早く研究に着手。論文を輪読したのちにディスカッションを繰り返すことで、研究に不可欠な批判的思考が育まれます。現在は社会全体を捉える社会史に興味があり、それを専門とする先生のもとで中国近現代史を研究中です。史資料と向き合うなかで、二項対立的な見方をされる日中関係を中国側から見ることで関係改善の糸口を見出したいと考えるようになりました。今後は汪精衛政権の民衆動員工作に着目して、卒業論文を執筆する予定です。
第二次世界大戦・冷戦期の歴史を中心にたどる「 東南アジア史( 近現代 )」です。日常生活に組み込まれたプロパガンダや、ナショナリズムの醸成と戦争の関連などを学びました。当時のメディアリテラシーのニーズから現代社会との連続性に気づき、実りの多い授業でした。
2年次からプレゼミを選択でき、合宿などで議論を深められるなどゼミ活動が活発なことです。歴史学的手法を組み込めればどんなテーマも研究対象になるため、同級生の興味もさまざまで、西洋中世史専攻の友人から新たな視点を得ることも。学ぶ過程で追究したい分野に出会えるはずです。