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カリキュラムの特徴

  • 文学部フランス文学科のカリキュラム
    多彩な作者・時代の芸術作品や過去のテキストから、自身が探究する課題と出会う
    1〜2年次は集中的に語学力を高めながら、文学・文化研究の基礎力を養います。3年次以降は、語学では「特修フランス語」で4技能を徹底的に習得。専門分野では、さまざまな作者や時代の芸術作品をテーマとして学ぶ「フランス文学研究」「フランス文化研究」、芸術作品や報道資料の文章を教材として言語への理解を深める「フランス語学研究」の3系列に分かれて、文学をはじめ語学、美術、映画、演劇、思想、社会に関する多様な科目から選択します。ここから各自がテーマを見つけ、担当教員の細やかな指導・コミュニケーションのもと、議論と検討を重ねて4年次の卒業論文へとつなげます。
    ※科目の詳細については、シラバスをご覧ください
  • 総合的なフランス語の修得
    少人数クラスで実践的なフランス語教育を行います。「読解」にかたよることなく、読む・書く・聞く・話すという言語の4つの側面を総合的かつ有機的に学習します。
  • 幅広い領域を学ぶ
    語学・文学・思想を中心に置きながらも、フランスの現代事情、美術、映画、演劇、オペラ、バレエなど、文化全般について幅広く学ぶことができます。
  • 表現し対話する自主的な授業
    古典的な文献だけでなく、現代の社会と言語を題材とした最新の教材も活用。学生が自主的に情報収集し、思考し、自分の言葉で表現、対話する技術と感性を養います。
  • 1・2年次では基礎語学を徹底訓練
    専門研究に必要な基礎語学力を徹底的に養います。週6回、1クラス約25人の授業では、聴解力や口頭表現力の鍛練と、文法・講読・文章作成の演習とを並行して効率よく行い、生きたフランス語の修得をめざします。
    教科書はフランス語で書かれた視聴覚教材と日本語で書かれた文法の教科書が用いられます。年度の初めには綿密な年間プログラムがたてられ、担当教員はそのプログラムにそって授業を進めていくのですが、クラス別連絡ノートによって進捗状況、習得項目、問題点等をたえずチェックしながら授業にあたっていますので、機械的なプログラムの遂行に終わることなく、全体の授業が有機的に結びつけられることになるのです。頻繁な小テスト、宿題等で習熟度がつねにチェックされるのも特徴です。
    フランス人教員と日本人教員のチームワークによって授業が行われ、担当教員合議による総合的評価となるので、すべての授業に真剣に取り組むことが要求されます。
  • 各自の関心あるカリキュラムを構築
    フランス文学科では、語学の能力を基盤に、文学、さらには美術や映画、舞台芸術といった広く芸術文化関係の科目を展開しています。まず1年次に、「フランス文学史」の授業をとおして、フランス文学の全体を概観します。さらに2年次の「フランス文学研究入門」で文学研究の基礎を学びます。その後3・4年次では、「フランス文学研究系列」、「フランス語学研究系列」、「フランス文化研究系列」という三つの「系列」の多様な選択肢のなかから、各自の関心に応じて独自のカリキュラムを組み立てることができるようになっています。

科目紹介

1フランス文学研究(授業例)

21世紀に入ってノーベル文学賞を受賞したフランスの作家、ル・クレジオとモディアノの小説から二つを取り上げます。そこに共通する「失踪」、「回帰」というテーマと、その裏に隠されたものについて考えます。

2文献演習A( 授業例)

スマートフォンやSNSがコミュニケーションの中心となる時代に、日記や手紙はどう変化したでしょう。物語と自伝の違いを分析しながら、自伝コミックを題材に、「自伝」への理解を深めます。

3文献演習B( 授業例)

デュマ・フィスの小説『椿姫』を読み、そこに描かれた高級娼婦の世界とブルジョワ社会の関係、パリと地方の違い、花の役割、飲食の場面などを考察します。本作を原作としたオペラ・バレエ作品との比較も行います。

4英仏翻訳演習Ⅰ・Ⅱ

文学や報道など幅広い選択肢のなかから選んだ文章を題材に、英語からフランス語への翻訳を学びます。文法や語彙といったポイントをおさえ、よりよい翻訳方法への理解も同時に深めます。

5舞台芸術論I・II

17世紀から現代までのオペラ・バレエ作品を分析します。音楽やダンスを考察する際に必要な要素を学びます。時には同じ物語から生まれた複数のオペラ・バレエやその異なった演出を比較し、舞台芸術作品の特性を考えます。

6フランス美術論Ⅰ・Ⅱ

各時代の絵画の歴史的な位置づけ、画家ごとの特性、伝記的事実など体系的な知識を身につけたうえで、実際に作品分析を複数回行い、芸術作品を分析する力を着実に養います。