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教員紹介

文学部 / 文学研究科

ブルーノ・ペーロン
ブルーノ・ペーロン 教授

Peyron Bruno

  • 主な専門分野
    エルヴェ・ギヴェール、自伝文学
  • 担当科目
    専門基礎フランス語A、専門基礎フランス語C、特修フランス語、フランス語論文演習、現代のフランス、文献演習、卒論演習、卒業論文、大学院
  • 研究紹介
    私が日常的な、かつそれを変容させる実践としての自伝的エクリチュールを発見したのは、エルヴェ・ギベール(1955-1991)の作品を研究することによってでした。彼においてオートフィクションは、創作と現実とを混淆させることによって、自己実現的予言となっています。この生と創造との浸透は私を儀式性、すなわち、執筆などの規則的な芸術実践が及ぼす変容の力への関心へと導きました。今日、私は複数の表現形式(音楽、舞踏、視覚芸術)を統合する諸儀式を研究し、自己自身、他者たち、自然とわれわれを超え出るものとの繋がりの道として、それら諸儀式がわれわれの生において果たす役割を再考しています。
  • ゼミ紹介
    フランス語論文演習
    学術的文章作成の実践は、自己自身と向き合う訓練です。この授業により、研究と筆記および口頭での発表に関する諸能力を身に付けることができます。各学生は、自身の最も関心のある分野、問題意識、資料を決定しなければなりません。その後、プランを作成し、最初の仮説を発表する必要があります。つづいて行われるのは執筆作業そのもので、形態統語論的、語彙的、そして文体的な知識が活性化されることになります。

    文献演習
    この授業は、アダプテーション(翻案)を、物語や諸形式のメディア間における移転過程として検討します。小説の映画へのアダプテーションを研究することは一般に行われていますが、逆の流れ(小説化)や、漫画、アニメ、ビデオゲームへの移行も同様に見られます。メディアが変化するごとに、記号論的規定、形式的制約、期待の地平が再形成され、特有の意味効果を生み出します。本講では事例研究から出発し、アダプテーションがどのように語りを再構成し、その美学的、文化的問題を再定義しているかを把握するために、ある芸術作品から別の芸術作品への移行が引き起こすさまざまな差異、移行および再形成を分析します。
  • メッセージ
    「人生は短く、芸術は長い。時機は逃れやすく、経験は危うく、判断は難しい」。この言葉は、ヒポクラテスに帰せられる箴言から引用されたものであり、世界におけるわれわれの存在と、世界に対して行いうるわれわれの行動とを相対化させてくれます。また、文学や芸術は、単に研究の美しい対象としてあるだけでなく、それらのメッセージによってわれわれを浸し、それによってわれわれ自身を富み増させるものでもなければなりません。