メッセージ
中世和歌文学、特に『新古今和歌集』の時代の和歌を研究しています。和歌は日本の文学・文化の柱でした。和歌と全くかかわりのない古典文学の作家、作品はほとんどないと言ってもよいでしょう。紫式部も鴨長明も兼好法師も、みな優れた歌人でした。また、日本の各地の景勝地は、和歌に詠み継がれ、確固たる名所となっていきました。外来の仏教も和歌を積極的に取り込み、西行や慈円といった僧侶歌人も多く誕生しました。和歌は、日本の人の心、書物、土地に遍満していました。和歌は日本を覆い尽くしていたのです。それを一緒に掘り起こしていきましょう。