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主な専門分野
ジャン=ポール・サルトルを中心とする20世紀文学・思想
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担当科目
専門基礎フランス語A、フランス文学研究、文献演習、フランス語学概説、卒論演習、卒業論文、大学院
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研究紹介
ジャン=ポール・サルトルを中心に、文学が倫理や政治といった他の領域と持ちうる関係に関心を持って研究を行ってきました。文学という営為は、一方では現実とは異なる世界の経験であるようでいて、ときには現実の行為よりも強くひとを世界のあり方に直面させることもあります。文学のもつこうした複雑な位相について、サルトルだけでなく、同様の関心を共有していたアンドレ・マルローら他作家も視野に入れつつ、理論と作品の両面から研究を継続してゆくつもりです。
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ゼミ紹介
フランス語の授業にくわえ、19世紀および20世紀の文学史、さらに、サルトルやアルベール・カミュ、シモーヌ・ドゥ・ボーヴォワール、ロラン・バルトといった20世紀フランス作家の批評や小説を扱う講義と講読を担当しています。卒論演習では、20世紀を中心に、思想など他領域との関係から文学のあり方を考察するテーマを選ぶ方が比較的多いです。各授業で、教科書的な知識を伝えるだけでなく、それぞれの作家が時代や地域を超えてわれわれに問いかけてくるものに直接触れられるような場を提供できればと思っています。
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メッセージ
フランス文学科では、四年間で多くのフランス語テクストを読むことになります。教科書用に嚙み砕かれた文章とは異なる、作家や思想家の本物の言葉なので、すぐには理解できないこともたくさんあるでしょう。それでも長い風雪に耐えた文章ばかりですから、勉学のなかで、さらにはいろいろな経験を積み重ねてゆくなかで、学んだ言葉がすっと腑に落ちたり、人生のとある瞬間を支えてくれることもあるかもしれません。学科でさまざまな作品に触れて、そんな言葉を自分のものにしていってほしいと思います。それから、大学はなんと言っても自由な学びの場なので、学業にかぎらず、自分の興味のあることにどんどん挑戦してみてほしいです。