みなさん、こんにちは!
春陽麗和な4月某日、恒例となりました「新入生歓迎学術講演会」と懇親会が開催されました。

講演会場(2号館401教室)の様子
今回は、今年度より史学科に赴任された森田直子先生(西洋近現代史)に、「〈感情史〉とは何か」という題目で、お話しいただきました。歴史学における最新の研究手法・視座ともいえる「感情史」に関して、森田先生は国内の第一人者ともいえる存在です。その講演は高度で専門的ながらも、たいへん丁寧で新入生にもわかりやすいものであったと思います。森田先生、着任直後のお忙しい時期に講演をお引き受けいただき、本当にありがとうございました!

森田直子先生
講演後は質疑応答の時間となりました。入学したばかりの新入生が知ってまもない「学者の先生」の質問することは、ハードルが高いと思います。よって例年ではなかなか質問が出ず、上級生のヘルパーや大学院生※が助け船を出すことが多いそうです。(※ 本会は、上智大学史学会例会を兼ねています。新入生・在校生には特典がありますので、ぜひご入会ください!)
ところが、今回はなんと複数の新入生が手を挙げてくれました! しかも――
Aさん:「『感情体制』の具体例としては、どのようなものがあるのでしょうか?」
Bさん:「〇〇(研究者名)による『エモーティヴ』の議論は、言語表現に偏重しているといえるでしょうか?」
など、森田先生も驚くような鋭い質問でした。
こうした学生が1年次より歴史学を専門的に学ぶことができるのは、上智大学史学科の大きな特徴といえるでしょう。

懇親会の模様(感染対策のため食事は個人別に小分けに)
さて、講演後は学食に移動し、新入生歓迎の懇親会が開かれました。実の4年ぶりの飲食をともなう会であり、おおいに盛り上がり、新入生は仲間や先生・先輩方との絆を深めることができたと思います。大学院史学専攻主任の川村信三先生には乾杯のご発声を、また西岡芳文先生にはご担当いただいている学芸員課程について興味深いお話をしていただきました。

懇親会の片付けをするヘルパーたち
なお、この新入生歓迎学術講演会・懇親会をもちまして、3年生ヘルパーは「卒業」となります。かれらはコロナ禍で自分たちが厳しい状況にあるにも関わらず、2年間にわたり下級生の支援をおこなってくれました。その経験は、かならず今後の役に立つでしょう。おつかれさまでした。乾杯!