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2014.08.02

笹川ゼミ紹介2

東洋近現代史専攻4年 岡野かおり 〈2014年度版〉


 笹川ゼミでは、中国近現代史を対象に扱っています。近現代の区分としては、アヘン戦争あたりから、現代までです。中国の長い歴史の中でみると、ほんの数百年にしか満たない「近現代」ですが、清末、日中戦争、文化大革命など大きな出来事も沢山あり、研究対象にするテーマが豊富な時代です。

 ゼミでは、3、4年生が合同で中国語の史料や論文を読み、それに対して意見を交わします。2、3週間に1回当番が回ってくるので、事前に訳し、調べて授業に臨みます。勿論、最初は長文を訳す事、そして史料、論文を読む事に慣れていないため、少々手こずりますが、こつを掴めば時間をかけずに読む事ができるようになる・・・はずです!

 今年度は全体で7人と日本史、西洋史のゼミと比べてかなり人数が少ないゼミですが、その分細かく指導していただける機会もありますし、なによりアットホームなゼミです。笹川先生は、中華民国、中華人民共和国の社会史を専門としていらっしゃいます。卒論の相談にも親身になってくださり、テーマにそった本や論文を紹介してくださります。そして、ゼミのアットホームな雰囲気の発信源でもあります!

 卒業論文は、一人一人テーマを決めて取り組みます。3年になるくらいまでに時代やテーマを大まかに設定し、 卒論に向けて行動を始めます。先行研究をまとめたり、史料を読んだりしているうちに、テーマや方向性が変わる事も多々あります。もちろん、行き詰まることもありますが、定期的にゼミ内で現段階の報告をする発表があり、ゼミの仲間や先生から新しい見方や自分では気づかなかった部分など、ヒントを得る事ができます。
3、4年生の夏には東洋史の大澤ゼミ、山内ゼミと合同で一泊二日のゼミ合宿を行います。4年はこの場で卒論の中間発表を行います。夜には3ゼミ合同のコンパがあるので、それを楽しみにしている学生もいます(笑)

 最後に、中国と聞いて歴史以外でも食品の問題など、マイナスイメージを持たれている方も多いかと思います。また、近現代史は日本史でも世界史でも、古代、中世とくらべると、授業の比率が少なく、サラっと過ぎてしまうことも多いかと思います。しかし、現在まで続く中国の、また日中間の問題の起源があり、今の中国を、そして今の私たちを知ることができる可能性がある時代だと思っています。近い国だから、見た目が似ているからといって、日本の常識全てが通用することはありません。似ているかな?思えば、理解出来ない!と感じる部分もあります。そんなギャップが面白い国、中国だからこそ、一度歴史に手をつけるとハマります!ハマってしまう魅力があります。是非、笹川ゼミで一緒に中国近現代史にハマりましょう!