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2011.05.07

短期留学レポート(ドイツ、フライブルク)



 村上 広大 (3年)

 私は、去年の八月に大学の語学研修でドイツに行ってきた。私は、ドイツ近代史を専攻していたが、ドイツに行ったことはなかった。なので、卒業論文を考える前に、自分が研究する国がどういった所であるかを自分の目で確かめたかった。また、日本以外の異文化にも興味があり、さらに将来的に使うであろうドイツ語の上達を期待し、夏休みを利用してドイツに行くことを決めた。

 研修先は、ドイツ南西部のフライブルクという街だ。フライブルク大学を中心とした学生の街で、他には環境都市としても有名だ。滞在期間は八月の一ヶ月間だった。その一カ月について簡単に述べたい。滞在中ではないが、一番驚いたことは、男子が私一人だけだったことだ。滞在先で日本人男性と仲良くなったが、それまで何となく心細かったことを覚えている。語学研修ではあったが、授業は午前中だけであった。授業内容はレベルごとにクラス分けされ、私は初級クラスだったので、文法の授業が多かった。しかしながら、語学研修には日本以外にもフランス、ロシア、イスラエル、スペイン、アメリカなど様々な国から来た人たちが集まっていたため、その人たちとの会話もでき、非常に楽しかった。犬など動物の鳴き声のマネが、国によって全く異なっていたことが興味深かった。午後は自由行動で、最初のうちは街の観光をしていたが、最後の方は、フランスのストラスブールやスイスのバーゼルまで日帰りで観光していた。フライブルクはフランス・スイスの国境近くなので、片道一時間で行くことができる。土日は、一日中自由だったので、私はなるべく多くの都市を見ようと思い、毎週どこかに行った。公会議で有名なコンスタンツ、プロイセン王家のホーエンツォレルン城、ハイデルベルクとシュトゥットガルトは泊まりで行った。私が興味あったのは、歴史的建造物や博物館、美術館だったので、これらの街での観光は有意義な時間だった。

 以上まで、良い点を挙げてみたが、もちろん悪かったこともある。日本のように、24時間営業している店はなく(むしろ土日はほとんどの店が閉まっている)、泊まるところが寮であったため、もちろんシャワーもない。あるいは、料理も人によっては合わないものがあるだろう。しかしながら、私にとってはそういった悪い点もまた文化の違いとして感じる余裕があったのが幸いだった。
 
 総じて、私にとってドイツへの語学研修は人生の糧になったと思う。一か月は意外とすぐに過ぎてしまうので、予定をあらかじめ決めとくこと、日本のような生活を期待しないことが大事だと思う。